くそろぐ

週末に勉強したクソ真面目な話を書くブログ 略して「くそろぐ」

「Excelでわかるディープラーニング超入門 」はめっちゃわかりやすかった

 

ディープラーニングの勉強第一弾

読んでみました

「あ〜プログラミングわからんけど、仕事でディープラーニングしてぇ…」と思って
Excelでわかるディープラーニング超入門」を読んだ感想。

一言で言うと初心者にも分かりやすかった(初心者にしか意味ない)です。以下、詳細。

 

Excelでわかるディープラーニング超入門

Excelでわかるディープラーニング超入門

 
 

 

まず軽く私の前提

  • Excelさわったことある、関数使ったことある
  • 高校で数列見た気がする
  • プログラミングはC言語ちょっとしか知らない
  • AIはスピルバーグの映画しか見てない
っていう理系です。 
 

良かったとこ

  • 超分かりやすかった(個人差あり)
  • 3時間程度でサラッと読めた(個人差あり)
  • 基礎用語がわかった(ような気になる)
  • Excelですぐ試せる(無くても大丈夫)
  • wikipediaの「ディープラーニング」の内容がなんとな〜く分かるようになった
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0
 なんとなくね
 

こんな人向け

  • とりあえずディープラーニングよくわからないけど興味ある
  • Pythonとかいう言語が向いてるらしいけどPythonわかんない
  • 機械学習とかニューラルネットワークとか専門用語が全然わかんない
  • でも理屈は何となく理解したい
  • 画像処理ってどうやって判定してんのか簡単でいいからちょっと知りたい
  • なんか暇だから半日くらいちょっと勉強したい

 

読んだらわかった専門用語

以下の単語の意味がわからない人には激オススメ
ちなみに↑上記の順番がそのまま出てきた順番にだいたい近いので、こういう感じで学べるって思って下さい。
 

こんな人はちょっと読むの大変かも/向いてないかも

 

面白かったとこ

  • 良い意味であんまりExcel偏重じゃなかった

→「奇をてらってExcelでやってみました〜☆ワラ」みたいな感じじゃない。

 普通に計算の補助として、あと画像処理の説明としてちゃんと活きてくる。

 

  • 式がわかんなくてもExcelがあれば「最適化」できる
→ソルバーという機能知らなかったけど便利。
 極小値を探すのに使えるので、これを使って最適化をやります。
 そもそも回帰分析とか最適化知らなかったので超読んでよかった。理系のくせに。
 
ニューラルネットワークっていうのは人間の脳を模倣した処理のことで、
 ディープラーニングはどうやらその進化版みたいなもの。(って事で合ってる?)
 で、実際にはまず基礎から教えてくれる感じの本だった。
 
 俺「なんか便利そうだし早くディープラーニングやりてえ!!
 作者「よしよし、じゃあ教えてあげよう」
 
って感じで作者の説明聞いてたら「これディープラーニングっていうよりその入り口の話じゃねーか!!でもむしろ基礎からわかってよかったです…」っていう。
 
 
 
実際このあと、オライリーの有名なやつを立ち読みしたんですが
 
↓このやつ
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

 
 
「あっこれ進研ゼミでやったところだ!」状態で序盤がどんどんショートカットできました。
たぶん個人的にはオライリーから読んでたら完全に挫折してたと思う。
(「この本では理論の話はしません」ってちゃんと序文に書いてる)
 
オライリーのやつは実践でやるなら避けては通れない内容っぽいのでまた読むと思います。
(※2018.5/20追記 これはあくまで仕組みをかなり深掘りする内容なので、個人的には途中から「早く使ってみたいんだけど!!!」ってヤキモキしてしまいました。途中までは読んだのでもう少し実践的なのを先にやってから戻ってくるつもりです。)
 
「仕事ではじめる機械学習」の方はさらにその発展版みたいに序文に書いてましたが、こちらも「そもそもその仕事、機械学習でやる意味ある?」みたいな根本的な話とかも書いててかなり気になります。
仕事ではじめる機械学習

仕事ではじめる機械学習

 
 これもそのうち読みたい。
(※2018.5/20追記 上で予測した通り、やはり仕事で使う上で気をつけるべきこととか、やるにしてもどの手法でやるか、とかかなり実践的っぽい。
 
 

 その他感想

かなり丁寧で繰り返しが多い(良いところだと思います。わかりにくいよりマシ)ので、途中から適度に斜め読みして3時間位で読めました。Excel初心者や数学が超苦手だった人でも、なんだかんだ集中すれば半日〜1日程度で読めると思います。

ていうか、なにより面白くて個人的には先が気になって読んでしまいました。

なんか[感覚器官]がアナログで、[ニューロン]がデジタルっぽいとことか、

「うわ〜、これセンサの制御回路とかとそっくりじゃん…」って思って面白かったです。「人間って機械じゃん…」っていう。

後半の畳込みのところはあんまり意外性が無い割に時間がかかるので、冗長に感じて少し飽きました。

 
ちなみに僕はExcelは会社でのみ使っていて自宅には無い環境ですが、ただパラパラ読んでるだけでもかなり分かった気になれるので(分かった気になるのは学習の最初の段階としては一番大事だと思ってる)、「Excelは高いから持ってへんで」という方も大丈夫だと思います。
もちろんExcel使ったほうがより分かると思います。手を動かしましょうって作者も書いてた気がする。
 
終わり